MT4でEAを2つ以上稼働させたいときは?

MT4でEAを2つ以上稼働させる場合、基本は「ひとつのMT4でひとつのEA」です。システム上ひとつのMT4でEAを2つ以上稼働させることは可能ですが、相互干渉のリスクがあるのでおすすめではありません。相互干渉が起きてしまった場合は、EAでエラーが起きてしまう可能性があります。EAを2つ以上稼働させたいときは、EAごとにMT4をインストールするようにしてください。

またEAごとにMT4を分ける、つまり口座を分けることで資金管理をしやすくなるというメリットもあります。EAごとにMT4つまり口座を分けることで、他の口座でのトレードに影響を与えることもなくなります。複数アカウントを保有している場合のロスカットは口座ごとに行われます。たとえばひとつのEAで大きく損失を出してしまいロスカットされてしまっても、他の口座には影響を与えません。EA同士で損益を相殺することはできませんが、損益がEAごとに独立しているので、EAごとの資金管理がしやすくなります。トレードごとにMT4を使い分けることで、トレードの検証がよりかんたんにできます。相互干渉を避けるためだけでなく管理の利便性の点からもEAを2つ以上稼働させる場合は、EAごとにMT4を分けることを推奨します。

MT4のEAにコメントを設定する方法

MT4にはポジションのコメント表示機能があり、ポジションオーダー時にコメントを残すことができます。EAではEAの名前やバージョン情報などがコメント欄に入力されています。複数のEAを稼働させている際や裁量トレードで複数のトレード方法を行っている際に、どのポジションがどのEAあるいはトレードで発注されたものなのかを判別するために活用することができます。

コメントの入力方法は以下の手順です。

  1. MT4上部のメニューバーから「ツール」→「新規注文」をクリックする。
  2. 「注文パネル」が表示され「Comment」欄があるのでそこに入力する。

コメントを確認する方法は以下の手順です。

  1. MT4上部の「ターミナル」アイコンをクリックする。(もしくはチャート画面でキーボードのF9を押す。)
  2. ターミナル左下の「取引」タブを選択する。
  3. 保有中のポジション一覧が表示され、見たいポジションの上で右クリックする。
  4. 「Comment」を選択する。
  5. ポジションの右側にコメントが表示される。

コメントは最大31文字まで入力することが可能です。トレードの詳細を入力しておくことで、過去の取引履歴を見たときやトレードの分析のときなどにも役立ちますのでぜひ利用してみてください。

MT4のEAに関する通知をメール送信する方法

多くのインジケーターやEAには通知機能がついているので、MT4で指定したメールアドレスに通知をメール送信することができます。メール通知にはGmailのアドレスが必要です。手順は以下の通りです。

①セキュリティ設定を変更する

  1. Googleにログインし「Googleアカウント管理」→「セキュリティ」をクリックする。
  2. 「安全性の低いアプリのアクセス」の許可を有効にする。

②MT4での設定

  1. MT4上部のメニューバーから「ツール」→「オプション」をクリックする。
  2. 「オプション設定」から「E-メール」タブを選択する。
  3. 「有効にする」にチェックを入れ、詳細を入力する。
    • SMTPサーバー:smtp.gmail.com:465(コピペする)
    • SMTPログインID:Gmailのアドレス
    • SMTPパスワード:Gmailのパスワード
    • 発信元:Gmailのアドレス
    • 送信先:受信したいメールアドレス
  4. 「テスト」をクリックする。

「送信先」に指定したアドレスに「Test message」という内容でメール送信がされているか確認してください。受信しない場合は、迷惑メールに振り分けられている可能性もあります。送信先のアドレスはGmail以外でも可能ですが、設定にはGmailのアドレスが必要となります。

MT4のEAの設定はスマホからできる?

MT4はFX会社によってはスマートフォン用アプリも用意されています。外出先でもEAの状況を確認したりできて便利ですが、利用できるのは一部操作に限られます。スマホ用MT4アプリでは、リアルタイムのチャートの確認、インジケーターのチェック、口座状況の確認などが可能です。しかしEAの稼働のオンオフやEAの設定をスマホMT4アプリから行うことはできません。

EAの設定をスマホから行いたい場合は、VPSの利用と無料アプリの利用で行うことができます。まず最低条件としてMT4をVPS上で稼働しているという環境が必要です。そして「Microsoft Remoto Desktop」というリモート操作アプリを使って、VPS上のMT4を操作していきます。アプリをダウンロードしたらVPSの情報を入力しVPSと接続します。設定の際にはVPSを契約した際にメールなどで通知されるWindows Server設定情報が必要ですので、あらかじめ準備しておいてください。

このようにVPS上のMT4をリモートで操作することによって、EAの設定をスマホやタブレットからでも行うことができます。ただしスマホからでは画面が小さく操作性は劣りますので、誤操作を防ぐためにも基本的にはパソコンでの操作をおすすめします。